ENTRY / MY PAGE / EVENT採用イベントやインターンシップの情報はこちら

変わる世界で、その手は、何をつかむのか

INTERVIEW06

各分野のプロフェッショナルと
連携し、
必要な鉄を世界中に届ける。
その手応えが、仕事の原動力に。

PROFILE事務職

海外薄板事業第二部 電磁鋼板チーム

吉田 直美

2012年入社。大学時代に学んだ英語を活かし、かつ縁の下の力持ちとして周囲をサポートする仕事がしたいと考え、商社の事務職を中心に就職活動を行った吉田。なかでも当社に興味を持ったのは、世界各国で需要のある鉄鋼を扱っているため、日々海外とのやりとりが発生すると確信したから。さらに、先輩社員の人柄に魅力を感じ、一番自分らしく働くことができる場所だと思えたことから入社を決めた。

※掲載内容は、インタビュー当時のものです。

輸出業務の発注~決済までを、
自らの裁量で遂行する面白さ。

入社後から一貫して、変圧器やモーターなどの電気機器に使用される電磁鋼板を、全世界向けに輸出するチームに所属。現在は主にサウジアラビア、UAE、クウェートなどの中東やメキシコといった遠隔地向けを担当しています。具体的には、基幹職が案件を成約した後の鉄鋼メーカーへの発注処理~契約書作成、生産の進捗管理、船積手配、代金支払・回収までの一連の業務を担っています。私たち事務職のミッションは、海外のお客さまや国内の鉄鋼メーカーとコミュニケーションを取り、かつ、物流関係者、海外事務所、社内の関係部署など、各分野のプロフェッショナルと連携しながら、それらの業務を責任を持って遂行すること。そこでは当然、受け身ではなく、自ら進んで行動する主体性が求められます。任せられる仕事の範囲が広く大変なこともありますが、その半面、自分でスケジュールを引き、優先順位を考えながら仕事を組み立て、自らの裁量で遂行していく面白さがあります。

お客さまの要望を実現する。
そこに事務職としての力が試される。

事務職としての力が問われるのは、予定通りの流れで一連の輸出業務が進まない場合です。たとえば、お客さまから納期短縮のため緊急出荷の対応を強く求められた時のこと。こうしたイレギュラー対応は、さまざまな方の協力なしにはまっとうできません。そこでメーカー担当者、物流関係者と連携を取りつつ、基幹職と一緒に知恵を絞って、1日でも早く現地に届けられる手段を検討。その後、粘り強く交渉を重ねた結果、早い出荷を実現でき、お客さまから「ありがとう」と感謝の言葉をいただけた時はとてもうれしく思いました。このように輸出業務には苦労がつきものです。しかし、自分が発注した電磁鋼板が実際に船積みされ、海を超えてお客さまの元に届いている様子を写真や動画を通して見る機会を得た際はいつも、頑張った甲斐があったなと充実感を覚えます。

その先のプラスアルファを指向する、
事務職のプロフェッショナルになりたい。

日常的に英語を活かした仕事がしたかった私にとって、輸出業務は希望通りの仕事。とはいえ、異なる文化や背景を持つ方々とのコミュニケーションの難しさは今でも感じることがあります。自分が意図したことがうまく伝わらなかったり、急ぎの案件でなかなか返事が来なかったり……(苦笑)。そこで取り組んでいるのは、相手の立場に立ったコミュニケーションや感謝の気持ちを言葉で伝えることで、少しずつ距離を縮められるよう意識すること。結果としてコミュニケーションがスムーズになった経験もしているので、その努力をこれからも続けていこうと思っています。また、信頼される事務職へと成長するために、電磁鋼板以外の商材や、海外の他の地域向けの輸出などにも携わり、経験値を増やしていくとともに、関係法令や経理、ITに関する知識も身につけていきたいと考えています。常にこれまでの当たり前を見直し、その先のプラスアルファを考えていく。そんな事務職のプロフェッショナルになるのが目標です。